こんにちは^^
~貴女を愛されヒロインにするカウンセリング~
心理カウンセラーの愛美です。
台風が動きが遅かったり進路が変わって、なかなか読めないですね、、
貴女がお住まいの地域は大丈夫でしょうか?
どうかお気をつけてお過ごしくださいね。
さて、今日はココロノマルシェのご相談へのお返事です。
(ココロノマルシェとは、根本裕幸カウンセラーのお弟子さん制度を卒業したカウンセラーがご相談に回答する、オンラインカウンセリングです)
ラスボス母問題について
ぺぽかぼちゃさん
いつもお世話になっております。私は子供が2人いる40代の既婚女性です。会社員やっています。
いわゆる(?)ラスボス母問題を抱えているかと思っており、今回は足元でやった方がいいことをアドバイスいただきたいです。手放しなのか、向き合うのか。。
あまりまとまっていないですが、母についてと私については、以下です。長文すみません。
・私は、昔から勉強はがんばって成績もよかったですが、ほめられた記憶より、頭がいいだけじゃ生きていけない、調子に乗るな的に言われた記憶が強いです。
何もできない自分は勉強だけでもがんばらないと生きていけないという、恐怖で勉強していました。
大学受験に失敗したらもう生きる気力はない、自殺するかもしれないと考えるくらい自分を追い詰めて勉強し、現役で第一志望の大学には合格しました
・今年1~2月から仕事が限界的に辛くなり、自分を見つめなおしています。
そのときから根本先生のブログを始め、セミナー動画やこちらへの相談などでお世話になっています。
・当初は私の人生がおかしくなったのは「頭でっかちで勉強しかできない」「そんなんじゃ社会でやっていけない」母に人格否定され続けてきたせいだとお恨み帳を書いていましたが、母への感謝100個で、母がきちょうめんに完璧主義的に愛情を注いでくれたことも受け取れました。
そのあと2回ぐらい母への感謝100個はやっています。
感謝の手紙、はがきも何回か書きました。
・仕事はあいかわらずつまらなくてしんどいですが、がんばらないようにしたり、自己肯定感を上げるようにして多少改善されています。
4月にもこちらで相談させていただいたときにミハルさんと咲凛さんにアドバイスをいただいて、頑張らないことや、自分が職場に与えている価値や受け取った価値を整理できたこともとても役立っていると思います。
・コミュ障なので、会社員には向いていないのだと思います。
このような仕事を選んだのは、母に、「あなたはパパと同じ変人だから会社員なんか無理。頭がいいのだけが取り柄だから、学者にでもなれ。小中学校の教師は子供の人格形成に影響与えちゃうからダメだね!」等等いろいろ人格否定的なことを言われたからだと思っています。
自己嫌悪があって、自分の苦手な道ばかり選んできたのも、母に私のことを好きになってほしかったという、私の大きな愛があったからだと思っています。
私の人生は、父と母と自分のためにがんばってきた人生だと思っています。
・いま73歳の母はヒステリックな性格でした。
なので、カッとなると私にひどいことを言ってしまったのだと思います。
専業主婦でしたが、知り合いのいない土地で3人育て、父も家事育児にノータッチなので、必死だったのだと思います。
ただ、「子育てに必死の10年間は人生でいちばんがんばってやりがいのあった時代だった」と言っていて、実際子供が生きがいなのだろうと思っています。
・父方の親戚は元々「田舎者で男尊女卑で大嫌い」と言っていて付き合いがなく、親の介護問題(私から見ると祖母)で兄弟(母から見ると姉、弟)ともめて、母方の親戚とも断絶しています。
まじめで完璧主義で許容範囲が狭く、人付き合い自体が苦手なのだろうと思います。
「私のお葬式には、あなたたち3人の子供一家しか呼ばないって決めたの」と、なんだかうれしそうに言っています。
自分から縁を切ってやったつもりなのかもしれませんが、相手からも縁切りでよいと思われているだろうに。。と思います。
・母の愛を受け取れるようになったり、自分の愛も理解しましたが、このようなことを母に打ち明けると「こんなに必死に大事に育ててきたのに、かっとなってちょっと言ったことばかり覚えていて、ひどいわね。ママを苦しめたいの?恩知らず」というようなことを言われると想像します。
子育てに人生を捧げてきた母にとっては受け入れられない事実だと思いますし、非を認められない分、罪悪感が強いのだろうと思いますが、想像すると苦しい気持ちになります。
・ちなみに、母の両親は二人とも温厚でとてもやさしかったです。なぜ母のようなヒステリックな子供が育ってしまったんだろうと、とても不思議です。。。
ぺぽかぼちゃさん、ご相談ありがとうございます。
昔からものすごくがんばって生きてこられたんですね。
>大学受験に失敗したらもう生きる気力はない、自殺するかもしれないと考えるくらい自分を追い詰めて勉強し、現役で第一志望の大学には合格しました
→心にとてつもなく負荷がかかっていたんだろうと想像できます。
人生がおかしくなったのは母のせいだと思うのも当然です。
大好きなお母さんにそんな風に人格否定されるようなことを言われ続けたら、誰だってそうなってしまいます。
むしろそれに気付けて良かったと思います。
お仕事のことで問題が出てお母さまに対して怒りが湧いてきたのも良いきっかけだったのでしょうね。
もしもそこに気付けなかったとしたら、
「私なんてダメだから仕事がきつくてもガマンして当たり前。もっとがんばらないといけないんだ」
と潜在的に思ってしまい、辛い環境で体を壊すまで続けてしまっていたかもしれません。
今は多少改善されているとのこと、良かったです^^
お恨み帳や感謝の手紙を書いたり、お母さまとたくさん向き合ってこられたんですね。
お母さまからの愛を受け取って、ご自身の愛も認めることができて素晴らしいです!
ぺぽかぼちゃさんはコミュ障だと仰っていますが、私はご結婚されて2人もお子さまを育てていらして、立派なコミュニティーを築いていらっしゃると思いますよ。
傷つくようなことを言われたお母さまに対しても思いやりがあって、本当に優しい方ですよね。
*
私はぺぽかぼちゃさんのご相談文を拝見して、お母さまに対してまだまだ怒ってるなぁと思いました。
>まじめで完璧主義で許容範囲が狭く、人付き合い自体が苦手なのだろうと思います。
>自分から縁を切ってやったつもりなのかもしれませんが、相手からも縁切りでよいと思われているだろうに。。と思います。
>なぜ母のようなヒステリックな子供が育ってしまったんだろうと、とても不思議です。。。
言葉の端々から恨みを感じるんですよね(笑)
こういうことを言ってしまうと元も子もないのですが、ラスボス問題は一生ついてまわります。
でもきっと、ぺぽかぼちゃさんのタイミングで癒しが進む時がくると思います。
ですので気長に、今すぐどうにかしようと思わなくても大丈夫なので、怒りを感じたらすぐに出す、というのをその都度やっていけばいいのではないでしょうか。
お母さまには言わなくてもいいと思います。
ぺぽかぼちゃさんがご自身でその気持ちを認めたらいいだけなので。
感情は感じ切ると浄化されます。
今はきっとぺぽかぼちゃさん自身が、お母さまに対してそんな風に思うことに罪悪感があるんですよね。
「こんなに必死に大事に育ててきたのに、かっとなってちょっと言ったことばかり覚えていて、ひどいわね。ママを苦しめたいの?恩知らず」
というのが、まさにぺぽかぼちゃさんが自分に対して思ってることなんですね。
罪悪感を感じるのは本当はお母さまが好きだから。
愛でもありますよね。
でも、ぺぽかぼちゃさんがお母さまに対して嫌な気持ちになることは事実です。
その気持ちを認めてあげないと、ブレーキがかかって感じ切れず、それを感じさせるための出来事がまた起こります。
ぺぽかぼちゃさんがご自身の気持ちを認めてあげることが大切です^^
お母さまに伝えるかどうかは、どっちでもいいんです。
ぺぽかぼちゃさんがそう思っても、お母さまの全てを否定することにはならないので大丈夫です。
大好きな旦那さんやお子さんに対しても、憎たらしい時も怒る時もありますよね?
それと同じです。
根底にあるのは大好きな気持ちだけど、嫌な時もあるし怒ってもいいのです。
*
「まじめで完璧主義で許容範囲が狭い」というのは悪いことだと思いますか?
素晴らしい才能だと私は思います。
許容範囲が狭いというのは、心を許した人には深い深い愛情を注げるということではないでしょうか?
(それを強要される側は苦しいし、ぺぽかぼちゃさんにとっては間違った愛の形だったかもしれませんが)
おそらくぺぽかぼちゃさんも、お母さまのように完璧主義なところが強いのではないでしょうか?
それがお母さまの愛でしたものね。
お仕事では完璧主義を手放せつつあるようですね。
お母さまのことも、完璧に許さなくていいし、完璧に感謝しなくてもいいのです。
好きな時もあれば、嫌いな時もある。
その都度、自分の気持ちに寄り添って承認してあげましょう。
完璧に許さなくても、ぺぽかぼちゃさんは幸せになれますよ!
応援しています。
読んでくださりありがとうございます。
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愛美(まなみ)